URLをQRコードにする方法|長いURLをきれいに変換するコツ
URLをQRコードに変換する手順はとても簡単で、作成ツールのURL欄にリンクを貼り付けて作成ボタンを押すだけです。生成された画像をPNGやSVGで保存すれば、印刷物やスライド、SNSにそのまま使えます。ここでは、貼り付ける前に確認すべき点と、長いURLをきれいなQRコードにするコツを説明します。
URLをQRコードにする手順
- 変換したいページをブラウザで開き、アドレスバーのURLをコピーします。
- QRコード作成ツールのURL入力欄に貼り付けます。
- サイズと誤り訂正レベルを選び、作成ボタンを押します。
- PNGまたはSVGで保存し、印刷物やWebに配置します。
貼り付ける前に確認したいURLの形式
- https:// から始まる完全なURLになっているか(先頭のスキームが抜けると、ただの文字列として扱われます)。
- 日本語やスペースを含むURLが正しくパーセントエンコードされているか。
- スマホで実際に開いて、リダイレクト先まで正しく表示されるか。
URLの長さとQRコードの複雑さの関係
QRコードは情報量が増えるほどセル(マス)が細かくなり、同じ大きさで印刷すると読み取りにくくなります。URLの文字数と、それを収めるのに必要なバージョン(サイズ段階)のおおよその目安は次のとおりです(誤り訂正レベルMの場合)。
| URLの文字数(半角) | 目安バージョン | 一辺のマス数 |
|---|---|---|
| 〜26文字 | バージョン2 | 25×25 |
| 〜42文字 | バージョン3 | 29×29 |
| 〜62文字 | バージョン4 | 33×33 |
| 〜84文字 | バージョン5 | 37×37 |
| 〜106文字 | バージョン6 | 41×41 |
| 〜122文字 | バージョン7 | 45×45 |
数値はレベルMでバイト(8ビット)として格納した場合の上限の目安です。トラッキング用のパラメータが付いた長いURLは一気にバージョンが上がるため、小さく印刷する予定なら注意が必要です。
短縮URLを使うべきケースと注意点
URLが長くコードが複雑になりすぎる場合は、短縮URLでシンプルなQRコードにできます。ただしメリットとデメリットの両方があります。
- メリット:コードが粗くなり、小さくても読み取りやすい。文字数を気にせず済む。
- デメリット:短縮サービスが停止するとリンク切れになる。リンク先が見えず不信感につながることがある。
チラシやパッケージなど長く使う印刷物では、外部サービスに依存せず、自社ドメインのリダイレクトを使うほうが安全です。誤り訂正レベルの選び方は誤り訂正レベルの解説を参照してください。
URL用QRコードでよくある失敗
- http/https を付け忘れ、リンクにならずただのテキストになる。
- リンク先ページが公開停止や404で、コードは読めてもページが開かない。
- パラメータでURLが長くなりコードが高密度化し、小さい印刷で読めない。
読み取れないときの切り分けはQRコードが読み取れない原因と対処法、印刷サイズの詳細は印刷用の高解像度QRコードの作り方にまとめています。基本の流れはQRコードの作り方もあわせてご覧ください。
よくある質問
長いURLでもQRコードにできますか?
できます。バイト形式ならバージョン40で最大2,953文字まで格納できるため、通常のURLが上限に達することはまずありません。ただし文字数が増えるほどコードが細かくなるので、小さく印刷する場合は短縮URLの利用を検討してください。
短縮URLと元のURL、どちらでQRコードを作るべきですか?
小さく印刷する・見た目を粗くしたいなら短縮URLが有利です。一方、長期間使う印刷物では外部サービス停止のリスクがない元URL(または自社ドメイン)のほうが安全です。用途で使い分けてください。
作成後にリンク先を変更できますか?
画像として書き出した静的QRコードのリンク先は変更できません。後から変更したい場合は、リダイレクト先を差し替えられる動的QRコードや、自社で管理する転送URLを使う必要があります。
URLのQRコードに使用期限はありますか?
静的QRコードの画像自体に期限はありません。リンク先ページが存在し続ける限り読み取れます。期限が生じるのは短縮URLサービスや動的QRのサービス側に依存している場合です。
参考・出典
- ISO/IEC 18004:2015 (QR Code 符号化・データ容量仕様)
- デンソーウェーブ QRコードのデータ容量・バージョン解説(公式サイト)